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・ 大阪府立インターネットデータセンター(eおおさかiDC) ・ | 当サイト管理者の著作 2011年、テレビが消える −光ファイバ、ケーブルテレビ化の真相 [詳細] ![]() |
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大阪府立インターネットデータセンター「eおおさかIDC」は、2003年7月1日公設民営でスタートした民間と自治体に向けたデータセンターです。
建物は、旧富士銀行の計算センター(地上8階、地下1階、延べ床面積5423.16m2、築27年の老朽ビル?!)を府で買い取り整備(データセンター室3・4F、エスクロー室7F)したものですが、その所在地は一応秘密扱いのようです。もっとも、「大阪府立インターネットデータセンター条例」を見れば、「大阪市浪速区幸町二丁目」(第1条)に設置されていることが簡単にわかってしまいます。 → 参考 マピオンの大阪市浪速区幸町二丁目付近の地図
施設の整備費は43億3000万円ですが、総務省(旧郵政省系)の「平成13年度第2次補正予算『地域IT拠点施設の整備−自治体ネットワーク施設整備事業(IPv6データセンタ)−』の貸付対象事業」として国費が14億4千万円投入されています。『大阪民報』(2003.3.16付け)によると内訳は土地3億9000万円、建物3億5000万円、基盤整備35億3000万円などとなっています。
施設運営は、同条例の規定(第2条)に基づき(財)関西情報・産業活性化センター(KIIS)(会長:住友電気工業相談役、副会長:大阪ガス社長、関西電力社長、松下電器副会長、大阪・京都・神戸の商工会議所の各会頭)が行いますが、実質的には再委託先である(株)大阪エクセレントIDC(出資:NTTデータ、NTT西日本、NTTネオメイト関西、メットワンシステムズ、コミューチュア、大阪ガス、新日鐵)に丸投げされています。
大阪エクセレントIDCは、2003年度の売上げは1億4000万円、2005年度には4億1000万円を見込んでいるそうです(『日経新聞』2003.3.29付け)。一方、大阪府は2003年度1億2000万円の赤字を見込み、2006年度の黒字転換、2008年度の累損解消を目指しているとのこと(『日経新聞』2003.7.9付け)。また、同紙によれば、「現在、(サーバーの)保管が決まったのは、総務省の関係団体、通信総合研究所など2機関にとどまる」とのこと。
eおおさかiDCの特徴の一つは、LGWAN(総合行政ネットワーク)に接続している点ですが、赤字解消のためにも、今後、この強みを生かし大阪府下市町村へのセールスを強めることになりそうです。
なお、大阪府は(財)関西情報・産業活性化センター(KIIS)への委託料6000万円を2003年度予算に計上しています。
企画調整部 (単位 千円) 事業名 15年度 14年度 大阪府立インターネットデータセンター事業
24時間対応の高いセキュリティ、IX直結のネットワーク機能を有した大阪府立インターネットデータセンター(仮称)の管理を(財)関西情報・産業活性化センター(KIIS)へ委託
場所 大阪市浪速区
サービス ラック貸し、インターネット接続回線貸し 等
開設時期 平成15年7月予定(規則で定める日)
60,000 0
○ “公共”としての特性を活かしたニーズ検討で「『行政・地域情報化フォーラム』テーマ研究会「公共iDC活用」」といったものも開催しているようです。
ア 複数の自治体等の連携(共同利用、広域連携)のプラットホームとしての活用
(活用例)電子申請、自治体版アウトソーシング
イ 長期安定的なサービス提供
(活用例) アーカイブの保存・提供の場
○ 「eおおさかiDC」固有の機能を活かしたニーズ検討
ア LGWANとの接続
(活用例)LGWAN-ASPの提供
イ 防災拠点としての活用(エスクロー、防災無線設置)
(活用例)公的利用向けバックアップ施設
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1.貸付対象事業の概要
実施主体 大阪府
事業費 4.500百万円 (無利子貸付金 1,500百万円)
「e−Japan戦略」及び「e−Japan重点計画」において、「IPv6を備えたインターネット網への移行を促進する」こと、及び電子自治体の推進が、わが国を5年以内に世界最先端のIT国家とするための重要な政策目標とされていることにかんがみ、IPv6時代における先導的な電子自治体の実現に資するモデル事業として、複数の地方公共団体等が共同して活用できる、IPv6に対応したデータセンタを構築する。
2.データセンタの主な特徴
(IPv6対応)
公的認証基盤を備えた電子申請システムなど、府内市町村における電子自治体サービス共通基盤となるシステムであって、セキュリティ機能に優れた次世代インターネット・プロトコルであるIPv6に対応したシステムを備える。
(高度な信頼性等)
IXと直結し、高速大容量のインターネットとの接続を実現するとともに、接続装置の二重化を通じ、電子自治体サービスを提供する上で特に重要な、高度な信頼性を備えたデータセンタ機能を有する。
(複数自治体が共用するASP機能)
各自治体ごとのIT投資の軽減と、効率的な電子自治体の推進に資するため、広域自治体行政サービスの実施・連携を可能とするASP(※)サーバを設置する。
(エスクローデータセンタ機能)
社会インフラを形成する情報システムの運用に必要不可欠なデータのバックアップ及び保管をし、大規模な自然災害、テロ行為などで障害を受けたデータを回復する、きわめて強固なセキュリティを備えたデータ保管機能(エスクローデータセンタ機能)の提供を行う。
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(1) 建設事業評価
(1)事前評価対象事業(別表1参照[P8-])
【地域IT拠点施設整備事業】
本事業については、以下の理由により、「事業実施は妥当」と判断する。
(ア)必要性
・本事業は、府、国、市町村等が行政サービスや管理業務に必要な情報処理を行うサーバ等で構成するデータセンター機能を有する拠点施設を整備する事業であり、その実施により、(1)電子自治体の本格的始動に向けた安全・安心の確保、(2)IT都市の形成に向けた情報基盤の整備、(3)中小企業のIT化支援による産業の活性化などの事業効果が期待される。
・特に大阪においては、本施設がその機能を発揮するために直結することが不可欠なIX(インターネット・エクスチェンジ)の事業者が既に複数進出していること、ブロードバンドネットワークが拡がっていること、情報化に関する自治体広域連携が進んでいることなどから、即効的で広範囲にわたる事業効果の発揮が期待される。
・さらに、IT拠点施設等の東京一極集中という現状において、本事業により強固なデータ保管機能を整備することは、情報機能における我が国全体のセキュリティ向上にも寄与するものと考えられる。
(イ)事業手法
・本事業は、一定の条件を満たす既存の民間施設等を買収することにより、短期間に整備するものであり、事業効果の早期発揮やコスト面から合理的な手法であると考えられる。
・土地・建物の購入、ネットワーク機器などの整備、運営という各段階に応じて、「公募型プロポーザル方式」や「総合評価一般競争入札」など、民間事業者の提案を最大限活用する手法が採られている。
・運営手法については、公共的団体である財団法人に管理委託し、さらに、その受託団体がデータセンターの運営にノウハウのある民間会社に一部業務委託するなど、効率的な運営形態での実施が検討されている。
また、本事業の実施にあたっては、次の諸点に留意されるよう提言する。
・情報関連技術の急速な進展の中で、民間ノウハウを十分に活用しながら、その変化に的確に対応できるよう施設整備内容やその後の運営などについて十分検討するとともに、運営段階で想定される事業リスクへの対応等も事業者に提案させ、コンペにおける審査基準の重要な項目とするなどの工夫を行う必要がある。
・より事業の効果を高めるために、大阪府内にとどまらず、関西全体で利用されるよう関係機関に積極的に働きかけるとともに、大学・学術機関との連携も図っていくべきである。
なお、本事業の審議過程において、急速な技術変革等により弾力的な対応が求められる事業については、地域の実情等に応じて、例えば、既存施設の賃借による事業実施や、民間のノウハウを事業全体に活用できるPFIによる整備など、事業手法面での一層の創意工夫を図れるよう、国に対して柔軟な国庫補助制度のあり方を要望していく必要があるとの意見があったことを付記しておく。
1 建設事業について
(1) 事前評価
@ 「地域IT拠点施設整備事業」については、『事業実施』とする。
なお、事業の実施にあたっては、以下の点に留意していく。
・情報関連技術の急速な進展に的確に対応できるよう、施設整備内容やその後の運営などについて十分に検討した上で、整備にあたっての基本的な考え方や手続きを示した実施方針を策定・公表する。また、コンペに際しては、民間事業者からの提案項目に収支予想を含む運営計画を盛り込むとともに、審査基準にあたって、重点項目とする。
・関西全体での利用がなされるよう関係機関に積極的に働きかけるとともに、可能な限り大学・学術機関との連携を図っていく。
・・・・・・・・・・・・・・・このコンペに関する『建設通信』の報道記事からその一部を引用。
2.スケジュール
・参加説明書の配布及び説明会 平成14年7月30日
・提案書提出開始日 平成14年8月19日
・提案書提出締め切り日 平成14年9月 4日
以下は予定
・選定結果の通知(事業予定者の決定) 平成14年9月中旬
・施設の引渡し 平成15年3月末
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府は、同事業をフェーズ1(データセンターの建物建設)、フェーズ2(必要なホスティング用サーバー機器類の調達)、フェーズ3(管理運営)に分けており、今回のコンペではフェーズ1から3までの計画を求め、このうちフェーズ1について契約を結ぶ。フェーズ2、フェーズ3については別途発注する。
コンペ実施にあたっては、提案者自らが所有する土地に建物を建て(新築でも既存建物の改修でも可)、工事後はこれを府に譲渡すること、2002年度内に施設を引き渡すことを条件とし、事業費については「フェーズ1とフェーズ2で45億円が上限」と設定されている。
また、施設規模は、データセンターゾーン、エスクロー(バックアップ)ゾーン、事務室スペースが入る電算機室部分で約2000−4000m2、運営者使用部分で300−500m2程度と想定されており、詳細な規模もコンペで提案してもらう。
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大阪府は、高機能インターネットデータセンターを整備する「大阪府地域IT拠点施設整備事業」の企画提案コンペで、事業予定者にNTTデータ・新日鉄・NTT西日本・大阪ガス・ネットワンシステムズ企業連合を選定した。
・・・・・・・・・・・・・・・NTTデータグループはフェーズ1を担当。フェーズ2、フェーズ3については別途発注する。
府では、選定理由について「ネットワーク基盤の整備手法や運用に優れ、事業収支などの提案も具体的だった」としている。
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2.公募スケジュール
11月20日(水) 募集要項配布
11月25日(月) 募集要項説明会(参加表明書提出)
12月 5日(木)〜11日(水) 公募提案受付
12月中旬選定委員会開催
12月中旬受託事業者決定
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(株)大阪エクセレントiDCの取り組みとしては、民間、住民、自治体が相互に協力しながら安心で快適な高度情報通信ネットワーク社会を構築していくための拠点となる「eおおさかiDC」の設備を活用して、ハウジング、ホスティングの機能を提供するサービスのほか、データのバックアップや保管サービス、開発スペースの貸与ならびにオペレーション等のサービスを提供していきます。また、事業目標として
具体的な機能としては、インターネットエクスチェンジ(以下IX)(注2)に直結したブロードバンドネットワーク環境や、次世代インターネット通信規約であるIPv6(注3)に対応するなどの先進的な通信環境、LGWAN(総合行政ネットワーク)接続による府内自治体相互のネットワーク環境を有しています。
また、防災・防犯への万全な備えや、ICカードを活用した認証等最新の技術の活用により高度なセキュリティを確保しています。同時に、高品質なオペレーション体制を確立し、24時間対応の電子商取引や、マルチペイメントネットワーク(電子納付)(注4)接続環境の提供、さらに火災や地震からお客様の重要データを守るエスクローサービス(注5)の提供などを行います。
(株)大阪エクセレントiDCでは今後、電子自治体向けのサービスや民間企業の共同利用型システム等を誘致するなど、行政や民間が相互に協力しながら地域の情報化を進め、安心で快適な高度情報化社会を構築していくという、新しい地域経営モデルの実現に貢献していくことで今年度売上1.4億円、平成16年度売上3億円、平成17年度4.1億円を目指し事業を拡大していきます。と書かれています。
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2.特徴
(1)IX(インターネットエクスチェンジ)に直結した高速なインターネット通信環境
(2)ICカードによる認証等高度な技術を活用した万全のセキュリティを確保
(3)次世代インターネット通信規約であるIPv6対応の最新設備
(4)LGWAN(総合行政ネットワーク)接続による行政向け機能が充実
(5)耐震構造をはじめ堅牢な施設、バックアップ電源の充実で安心設備
3.提供サービス
(1)インターネット情報発信、ネットワークビジネスを行うサーバを管理するラック・スペース貸し、サーバ等のハード貸し、重要データを保管するエスクローサービス、開発室貸し等
(2)その他、利用に当たって必要とされるネットワーク監視サービス、オペレーション代行サービス、実証実験環境提供サービス等
4.利用促進に向けた今後の取組
(1)行政IT化推進:電子自治体の各種サービスの展開
(2)中小企業支援:ホームページ作成サービス、少額課金サービスの展開
(3)各種実証実験:IPv6等の先進技術テストベッドの誘致
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例えば次のような方にeおおさかiDCをお薦めします。
● インターネット上で商取引を行っているが、24時間運用の対応が負担
● 火災や地震などの災害や停電でシステムやデータが喪失しないか心配
● 医療機関などで各種情報を扱っているが、セキュリティが不安
● 重要なビジネスデータを安全に管理、保管したい
● インターネットを活用した新たな事業の展開に向けて、システム開発や実証実験を行いたい
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1 情報通信基盤の整備
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(3)府立インターネットデータセンター(仮称)の整備
【平成14年度の取組】
国の13年補正予算事業である「地域IT拠点整備事業」を活用し、24時間安心・安全なセキュリティ環境を備えたデータセンターを整備することにより、電子自治体の推進、中小企業をはじめとした民間企業のIT化を促進し、もってIT都市の形成を図ります。
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現在、施設整備及び府民の利用促進に向けた運営方法の検討を進めています。
【今後の取組】
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今後の事業展開としては、行政のIT化推進の観点から電子自治体の各種サービス、ホームページ作成サービスや小額課金サービスの展開といった自治体や中小企業支援を進めます。また、IPv6等の先進技術テストベッドの誘致など各種実証実験の場としても活用します。
また、本データセンターは、府のホームページや電子申請などのインターネットを活用した対府民サービスや、府の各機関や国・市町村等とのネットワーク接続など、大阪府の行政情報システムの拠点としても活用します。
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2.3 大阪府の取り組み
(4)府立インターネットデータセンター事業
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本データセンターに想定される機能は以下の通りです。
(1) 電子自治体の推進
・ 電子府庁情報サービス
・ 電子市町村情報サービス
・ LGWANの利用をはじめとする国とのシステム連携
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・・・・・・・・・・今後の事業展開としては、行政のIT化推進の観点から電子自治体の各種サービス、ホームページ作成サービスや少額課金サービスの展開といった自治体や中小企業支援を進めます。またIPv6等の先進技術テストベッドの誘致など各種実証実験の場としても活用します。
また、本データセンターは、府のホームページや電子申請などのインターネットを活用した対府民サービスや、府の各機関や国・市町村等とのネットワーク接続など、大阪府の行政文書情報システムの拠点としても活用します。
大阪府電子調達システムも、適切な設備環境をもち、なおかつセキュリティにも配慮した構成にする必要があることから、本データセンターにシステムを設置することを考慮する必要があります。
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・・・・・・・・・・・・・・・・eおおさかiDCを経済産業省などが普及をはかるコミュニティデータセンター(CDC)として機能させようと考えているようです。コミュニティデータセンターは、経済産業省が2002年5月に公募した「IT装備都市研究事業を基礎としたコミュニティ連携を推進するデータセンターに関する研究開発・実証事業研究員公募要綱」によれば、次のように定義されるデータセンターです。
4 機器貸付について
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貸付期間は平成15年8月1日から平成20年7月31日です。
5 貸付条件
(1)貸し付ける機器はeおおさかiDC内に設置し、これに要するレンタルラック等のサービスについては、所定の料金を支払うこと。
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6 選定の考え方
(1) 採択件数
1件とします。
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7 選考スケジュール
平成15年6月24日 公募開始
平成15年7月 8日 公募締切
平成15年7月中旬 事業者決定
平成15年8月 1日 機器利用開始
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(1)コミュニティ・データセンター(CDC)についてなお、この研究開発・実証事業には大阪府も「大阪地域ネットコミュニティコンソーシアム」として参加しており、この事業を受けてeおおさかiDCが生まれたと言えます。
1)定義
コミュニティ・データセンターとは、iDC(Internet Data Center) やASP(Application Service Provider)の手法を活用し、コミュニティ(生活圏、経済圏等)内の官民が運営する情報システムに係る機能と情報の集約によって、サービスの高度化・効率化が実現できる機関をいう。
この機関は、施設にサーバ等を集約するのみでなく、運用に係るノウハウの蓄積や活用等も担い、コミュニティ内の情報化を推進する機関の一つとする。
2)要件
CDCの要件は以下の通りである。
要件1:コミュニティ内のITを活用したサービスの高度化・効率化に寄与できること。
要件2:官民が共用できること。
要件3:ITを活用したサービスの高度化を図るために、標準的な技術を利用し、有機的な機能連携が容易に実現できる環境であること。
要件4:上記三要件のノウハウを蓄積及び活用できること。
3)CDCを利用したサービス例
・クレジット決済機能と電子申請機能を連携させた行政電子申請サービス
・公的認証機能と決済機能を連携させたコミュニティ内企業による電子商取引サービス
・コミュニティ内企業の在庫管理機能と行政の物品調達機能を連携させた物品調達サービス
・公的認証機能と配達機能を連携させた宅配サービス
・商店街のポイントカード管理機能と行政の施設管理機能を連携させた公共施設予約アプリケーションを複数の団体に提供するサービス
※上記はCDCのイメージを表現するための例である。
※上記例は、CDCが提供する全てのサービスについて、複数システムの機能連携を要求するものではない。
2.「資産」の活用
( 1 ) 府立iDCの活用
多様な主体間の有機的な連携を担保する上で、多様な取り組みや活動がネットワーク上で活発に行われる情報通信基盤が整備されているか否かが鍵になる。ブロードバンド網という通信インフラ、インターネット・エクスチェンジ(IX)に加え、“ユビキタス・ネットワーク社会”の運用に欠かせない情報・データを安全かつ迅速に処理・格納するインターネット・データセンターは欠かせない。特に、今後IT化が急速に進展する電子府庁・電子自治体が取り扱う行政データ、IT活用による課題解決が期待される医療・福祉関係機関が取り扱う医療データなどの処理・保管は、機能面で最高度の信頼性と安全性が要求されるだけでなく、運営面で見ても中立性と明確な責任体制が確保されるべきものである。大阪府は、わが国初のエスクローサービスを提供できるIPv6対応のインターネットデータセンター(iDC)を中核とし、各種の実証実験などに利用できるテストベッド機能を有する施設として整備し、2003年7月から運用を開始する。
このiDCは、次のような機能を提供できるものである。
(1) 総合行政ネットワーク(LGWAN)や複数のIXに接続され、最先端のネットワーク環境と堅牢なデータの格納環境を提供する。
(2) 行政データを保有する府・市町村、医療データを保有する病院・薬局などその保管を民間企業に委ねにくいデータの格納環境を提供する。
(3) 特定の民間企業ではなく中立的な主体を選択したいユーザーや、小規模で自らは企業情報ネットワークの構築が難しい中小企業にとって、利用可能な設備である。
(4) LGWAN接続環境が提供されていることから、自治体向け業務アプリケーションの開発、中小企業ASPサービス提供など新たなビジネス展開の場としても、活用が期待できる。
第2章から第4章までに記載したアクション例を実施する上で、このiDCは大阪圏の大きな“IT中核拠点”とも言うべき存在であり、その積極的な活用が望まれる。このため、民間の有識者からなる「大阪iDC活用委員会」(仮称)を早期に設け、活用方策を検討し、その検討成果を迅速に実施に移すこととする。
HOME サイトマップ 総務省の方針等 市町村共同システム 総務事務の集中化 アウトソーシング コールセンター IDC 年表 参考文献 研究所通信 新着情報 ご意見・ご感想 サイト内の検索 研究所について
ご注意 当サイトに掲載している情報は全てが最新のものとは限りません。掲載情報の追加、更新は当研究所代表の関心の赴くままに行っていますので、古い状態のままとなっているものもありますし、リンク切れのものも多々あります。その点を踏まえてご利用ください。