[ 掲載日順 | 地域別( 東京 ・ 大阪 ・ その他 ) | 評価基準 | ひとこと ]
「1.概要」にある「鈴鹿の歴史」や、休止中の「市政ニュース」によれば、鈴鹿市ホームページは、1997年3月31日に開設されたとのことです。また、開設当初よりホームページのコンテンツ及びサーバー管理は、有限会社マイドソフトに委託しているようです。
フロントページは、二段構えです。最初に「大好きSUZUKA」の画像が点滅するページが開き、この画像をクリックするか、40秒待つと、「Welcome to Suzuka-City Homepage」と書かれた二つ目のフロントページ(以下では、こちらを「フロントページ」と呼ぶことにします)が開きます。
こういったホームページの作り方は、鈴鹿市特有のもではありません。自治体だけでなく大手企業でも採用している所が結構あります。書籍の場合、一般的に前から順番に表紙、扉、目次と続きますが、ホームページにおいても同様の造りにしなければ駄目だ、若しくは、その方が格好が良いと考え、この方式を採用したのかも知れません。
鈴鹿市ホームページを初めて訪れた人は、木の成長と文字の点滅に感心するでしょう。しかし、次ぎの瞬間には、このページは、ただクリックするためだけのものであることを知るでしょう。その時、身銭を切ってインターネットにダイヤルアップで接続している普通の人たちの多くは、どう思うのでしょう。迷惑以上の何物でもないと感じるのは私だけでしょうか。
また、鈴鹿市のように各ページの「HOME」をクリックした際に表示されるのが、「大好きSUZUKA」のページでなく、「Welcome to Suzuka-City Homepage」と書かれたページである場合には、訪問者のブラウザの「お気に入り」や「ブックマーク」に登録されるのは、多くの場合「Welcome to Suzuka-City Homepage」のページでしょう。従って、何度も訪れる人たち(たまたま鈴鹿市のホームページを訪れた人ではなく、鈴鹿市で生活をしている人である可能性が大きい)が、手の込んだ「大好きSUZUKA」のページを見ることは、ほとんど期待できないでしょう。・・・・・・「大好きSUZUKA」のページが「HOME」をクリックした際に表示されるようにすべきだという意味ではありませんので勘違いなさらないように。
では、本題に入ります。まず、行政運営における基本的情報である例規、計画、財政などについてどのような情報があるか見てみましょう。
例規については、「3.行政」に、鈴鹿市の条例、規則、規程、要綱などを収録した「条例、規則 (鈴鹿市例規集)」が用意されています。 収録内容は、年4回更新する予定だそうです。詳しいヘルプとともに、体系・担当課・例規名・公布日・キーワードなどによる本格的な検索システムが用意され、また、申請書等の様式もWord形式とPDFのファイルで提供されるなどたいへん便利なものとなっています。 ・・・・・・参考:当ホームページ内「リンク集 条例・規則を載せている自治体」
計画関係では、同じく「3.行政」に「総合計画」についての詳細なページが設けられています。鈴鹿市の場合、総合計画そのものを掲載するだけでなく、簡単とはいえ「総合計画とは何か」についての説明もある点が評価できます。ただ策定の経過が、ここに書かれていないのは良くないと思います。本文の参考資料を見ればよいのかも知れませんが、いつ策定委員会や審議会を作り何回議論して、いつ、どこで、だれが決定したかなど、簡単なものであっても書いておくべきでしょう。また、計画の本文がPDF形式のファイルだけで提供されているのも、問題ありですね。PDFの日本語版は視覚障害者にはやさしくないですから(参照リンク)、できれば、HTMLによるものも用意していただきたいですね。
この他に計画では、「3.行政」に新庁舎建設に関する情報が、「4.生活」の「鈴鹿市の環境」に環境基本計画に関する情報が、「6.地図」の「地理情報」に都市計画に関する情報がありますが、これらの項については、後述したいと思います。
行政改革関係では、「3.行政」に「鈴鹿市行政改革に関する答申(官民の役割分担について)」の全文や、「第3次 鈴鹿市行政改革大綱」「第3次 鈴鹿市行政改革実施計画」の詳細が掲載されています。
ところで、これらの行政改革の眼目の一つは「効率的で健全な財政運営」ですが、肝心の鈴鹿市の財政に関する情報はホームページのどこにも見当たりません。これでは、まずいですね。取りたてて財政情報として提供はしていないが、統計の一部分として財政情報をホームページで提供している自治体がよくあります。しかし、鈴鹿市の場合はそれも見当たりません。例規や計画については、鈴鹿市は市民への情報提供に積極的と見受けられますが、財政については皆目なのは何故でしょう。財政は市政運営の根幹ですから、住民自治を進める立場で、ぜひ詳細な情報の公開をすべきでしょう。
基礎資料としての統計情報は、「4.生活」にある「鈴鹿市の環境」の「基礎調査の概要」に「鈴鹿市の社会経済状況」として、人口・土地利用・交通状況についてのデータがあります。また、同じく「環境基準と調査結果」に環境調査結果があります。しかし、網羅的な統計ページはありません。
次ぎに、「フロントページ」が、上下に分かれた目次になっていますので、これに沿って内容を詳しく見ていきたいと思います。
「広報すずか」は、広報紙に掲載した記事を、「検診と予防接種」、「保健の相談と教室」、「各種相談の相談日」、「お知らせ」、「募集情報」に分類しなおしホームページに再掲したもののようです。よくあるような広報紙のバックナンバーではありません。ホームページの「お知らせ」によれば、1997年5月29日に「内容が多すぎて、全部読むのがたいへんだった『広報すずか』のページを改装」し、「項目別に必要なお知らせだけを、選んでご覧いただけ」るようにしたとのことです。
私自身は、広報紙に掲載した記事をそのままの形で、ホームページに載せなければならない必然性はないと考えています。住民が知りたいのは、その記事が何月の広報紙の何頁に掲載されていたかではなく、その記事の中身です。従って、住民にとって見れば、必要とする情報が、簡単に到達できるように工夫された形で、ホームページに載せてあれば、PDF形式のファイルなどで提供された広報紙を見せられるよりも遥かに便利です。・・・・・・参考:当ホームページ内「広報紙のPDF化について考える」
では、こうした考え方で「広報すずか」を見た場合どうでしょう。いくつか問題点があります。
まず、第一に「広報すずか」の表題です。広報紙から記事を転載しているので「広報すずか」という題を付けているのでしょうが、例えば、予防接種のことを知りたい住民の立場で見た場合、この表題は適切でしょうか。住民は、予防接種だから「広報すずか」を見ようとストレートに思うのでしょうか。表題の工夫をするか、いっそのこと、「4.生活」の中に「検診と予防接種」のページを作り掲載した方がわかりやすいのではないでしょうか。
第二に、各記事から関連情報へのリンクが張られていない点です。例えば、「検診と予防接種」の各ページには保健センターが登場しますが、 電話番号は書かれているものの所在地はありません。一方、「4.生活」にある「施設案内」には、「保健センター」の案内があります。ここには、簡単な業務案内とともに、電話番号・FAX番号・電子メールアドレス・地図が掲載され、「広報すずか」の「検診と予防接種」や「保健の相談と教室」のページへもリンクが張られています。どうして、逆方向のリンクは張られていないのでしょう。
第三に、「検診と予防接種」以下五つの分類に入らない記事は無いのか、もしあった場合はどうしているのか、また、あっても市として少なくともここに掲載する必要性はないと判断したのかなどに関して説明が無い点です。
「催し物案内」は、 「市民会館」や「文化会館」の今月と来月の行事案内、三重ソフトウェアセンターのホームページ「北勢広域イベント情報」へのリンク、「スポーツ・レクリエーション情報」からなっています。
「市民会館」や「文化会館」の今月と来月の行事案内は、時間、対象、主催者、連絡先、備考だけが、一覧表になっています。この表は、ブラウザからの請求に応じて、サーバーが行事データべースから、その都度、Webページを作成するシステムによって表示されているようです。
そのためか、表示されている情報は簡単過ぎ、住民がこのページを見て、「あっ、こんな催しがあるのか。行ってみよ」とは、中々ならないのではないかと思われます。また、逆に関係者しか入場できない行事が並んでいるのも奇異に感じます。誰にむけた情報提供なのでしょう。また、誰が、いつ、どんな目的で市民会館を借りているかを誰でもが自由に閲覧できるホームページに公開することは、プライバシーの侵害に当たるとも考えられます。これをこれから会場を予約したい人のための情報(空き情報)と考えても、使用料などの情報がないので役には立たないでしょう。まあ、どちらにしても、何らかの改善が必要でしょう。
また、「市民会館」には、ホールと展示室があるようですが、行事案内は一つのページに、この両方をあわせて表示しているため、行事が多いと縦に長くなり、使い勝手は悪くなるようです。ページの一番上に「ホール」「展示室」と表示し、ここから各案内の一番上へリンクを張るなどすれば、改善されると思います。「文化会館」の方は、けやきホール、さつきプラザ、プラネタリウムを案内していますから、同様の改善が必要でしょう。特に、プラネタリウムの案内が、月によっては、かなりスクロールしないと見ることが出来ないのは、あまり感心しません。
「スポーツ・レクリエーション情報」は、スポーツレクリエーションカレンダーになっていますが、月毎に、開催日時、開催行事、開催場所が簡単に記されているだけです。
「広報すずか」とは違い、「催し物案内」からは、「4.生活」にある「施設案内」にリンクが張られています。特に「市民会館」と「文化会館」については「施設案内」からも「催し物案内」へのリンクが張られており、相互に参照できるようになっています。
「リサイクル情報」は、「4.生活」にある「リサイクル くるくる市場」へのリンクですので、批評は後にしたいと思います。
次ぎの「市政ニュース」は休止中だそうで、記事は98年7月2日で終わっています。休止の理由は書かれていません。掲載されているニュースの中には、休止以降、2年以上が経過した今も、掲載しておく意味が感じられるものもあります。例えば「97.10.1 情報公開はじめました」には「情報公開についての相談や案内に、専門の職員がお答えします。市が保有している15万件の文書の中から、必要な文書を公文書件名目録などを使って探し出すお手伝いもします。市政情報室では、市が作成した刊行物やパンフレットなどの資料(約200冊)を展示しています。資料の閲覧席があり、どなたでも自由に見ることができます」と「情報公開」のページには書かれていないことが色々と書かれています。したがって、単純に古いから削除すべきだとは言えません。が、それでも「兵どもが夢が跡」のようにも見えてしまいますね。
RealPlayer を使って音声で聞く「健康づくり」は、アイデアとしては面白いのですが、実用性は、果たして、どの程度あるのでしょう。
音声ファイルは2ヶ月に1つずつ作成されています。内容は、鈴鹿市保健センターの保健婦さん(一部、名前・写真つき・・・・公開して大丈夫? 物騒な事件多いですから)のお話です。音声で聞くと親しみが湧きますが、時間がかかりますね。文字(概略は表示されていますが全文を読みたい場合に)か、音声か選択できるようにしていただければ、さらに便利になると思います。
なお、「お楽しみいただくには RealPlayer が必要です。下のボタンでダウンロードしてください」と書かれた下のボタンをクリックして、表示される RealPlayer のホームページには、2000年10月25日現在、「今すぐ RealPlayer 8 Plus をダウンロード 値段は $29.99で、マネーバック保証付きです」などと書かれています。これとは別に、「RealPlayer 8 Basic - は無料でダウンロードできます」との表示もあります。しかし、有料の方が目に付きやすい(当然、彼らも利益を得ないと駄目ですから)ようなので、「健康づくり」のページに、もう少し親切な説明を付けないと、よく知らない閲覧者は混乱しそうです。
「お知らせ」は、ホームページのどこが更新されたかを示した、いわゆる「新着情報」もしくは「更新履歴」のようです。掲示していること自身は評価できますが、名称には難ありでしょう。また、更新したページへのリンクも張って欲しいですね。なお、フロントページには、最終更新日の表示はありません。
以上の他、フロントページ上部の目次部分には、2000年10月25日現在、鈴鹿市を2002年ワールドカップのキャンプ地にしようという記事と、鈴鹿シティマラソンの参加者募集記事へのリンクがあります。どちらも詳しく、また関連ページへのリンクも張られており、興味のある方には面白い記事でしょう。関係者の思い入れが伝わってきますね。ところで「ワールドカップキャンプ地となるための意見募集」で送った意見はどうなるのでしょうか。説明が無いようですが。
次ぎに、フロントページ下部の目次に沿って見ていきます。
「1.概要」は、ごく一般的な市勢概要です。「プロフィール」には、鈴鹿市マスコットキャラクター「ベルディ」のぬり絵があります。「鈴鹿の歴史」の「昭和63年〜平成4年」によれば、マスコットキャラクターの愛称が公募により「ベルディ」と決まったのは、1992年5月20日とのことです。bell(鈴)+deer(鹿)から来ているのでしょう。ヴェルディ川崎(こちらは、ポルトガル語で「緑」を意味する「VERDE」から生まれた造語)とは関係ない様です。また、1996年10月23日に「鈴鹿市マスコットキャラクター等の使用基準に関する要綱」が定められており、著作権は手塚プロダクションに帰属し、使用権は鈴鹿市が所有し、イラスト及び愛称名は、鈴鹿市の商標(登録済)だそうです。
鈴鹿市の友好都市の一つが、あの「Le Mans」市とは、さすがですね。紹介ついでに Le site Internet officiel de la Ville du Mans へリンクを張ればいかがでしょう。両市は、たいへん仲が良いようで、ル・マン市のフロントページ も、二段構えとなっています。なお、残念ながら、もう一つの友好都市 Bellefontaine の公式ホームページは見つかりませんでした。
「鈴鹿の歴史」には、1942年の市政施行から、1997年3月の鈴鹿市ホームページ開設に至るまでの鈴鹿の歴史が詳しく書かれています。
「鈴鹿の産業」は、地場産業の振興の観点から見れば、簡単過ぎるでしょう。特に「伝統産業」は、数枚の小さなサイズの写真では、何を作っているのか、よく理解できないですね。
「交通アクセス」は、鈴鹿への車と電車での行き方です。「Push on MAP」をクリックすると簡単な地図が開くようになっており、車の場合は、日本道路公団(経路検索システムへ)のホームページ、電車の場合は鈴鹿市ホームページ内の「各路線の時刻表」にリンクが張られています。親切な設計ですが、これらのリンクは、「MAP」のページだけでなく、最初の「交通アクセス」のページにも付けた方がより便利でしょう。なお、カタカナ英語の「アクセス」だとか、まるまる英語の「Push on MAP」などの表記は、できるだけ平易に作るべき自治体のホームページでは、感心できません。また、必然性も感じられません。ところで、この「交通アクセス」自体は誰が見るのを想定して作られたのでしょう。視察に訪れる議員や職員、はたまた観光客。前者なら市役所までの案内が必要でしょう。後者なら観光地までの案内が必要でしょう。しかし、どちらも見当たりません。
「2.観光」は、「鈴鹿市観光協会へのリンクです」と書かれている通りです。批評の対象外ですので、ここは飛ばし「3.行政」に行きます。
「市役所の機構」は、各部署毎にページが設けられ、それぞれの所在地、電話番号、FAX番号、メールアドレス、主な仕事の内容、庁舎配置図(ご案内図)が掲載されています。ただし、メールアドレスは書かれていないところが多いですね。持っていないのでしょうか。それとも送ってこられると対処に困るからかな? また、電話番号、FAX番号には市外局番が書かれていませんが、市外から電話する人の利便を考えて表記すべきではないでしょうか。「ご案内図」は、ちょっと小さく字が読みづらいですね。
と細かいことを色々書きましたが、「市役所の機構」の最大の問題点は、各部署のページから業務に関するページへのリンクがまったく張られていないことです。もっとも、逆方向、すなわち業務に関するページから担当部署のページへのリンクは、張られています。一々リンクを張るのは面倒かもしれませんが、利用者の利便第一に、ぜひ双方向に張っていただきたいものです。
「情報公開」には、制度の説明とともに、根拠条例が簡単に参照できるように「条例、規則 (鈴鹿市例規集)」の「鈴鹿市情報公開条例」へのリンクが張られています。また、情報公開制度実施状況として、公文書公開請求・申出の状況、公文書公開請求・申出の実施機関別状況、異議申立ての状況なども公開されています。情報公開の情報公開としては、及第点でしょう。もっとも、大阪府寝屋川市のような更なる上級者もいます。
ところで、制度の説明の「4.請求の方法」には「市政情報課に備え付けの請求書に必要事項を記入して提出してください。一部、郵送で受け付けられる場合もあります」と書かれていますが、「条例、規則 (鈴鹿市例規集)」の「鈴鹿市情報公開条例施行規則」のところから、「公文書公開請求書」が印刷用としてWord形式とPDF形式のファイルで提供されています。請求書をわざわざ市政情報課に取りに行かなくても、これを印刷して必要事項を記入し、提出しても構わないですよね。もし、OKなら、そのことも説明文に付け加えるべきでしょう。もちろん「鈴鹿市情報公開条例施行規則」へのリンクも必要です。
「新庁舎建設」は、文字通り鈴鹿市の新庁舎建設に関する情報ですが、こうした情報をホームページで提供している所は珍しいのではないかと思います。特に「すべてのかたにとって、より使いやすい庁舎とするため」として「新庁舎への意見募集」を行なっている点は評価できます。 また、寄せられた意見の一部を紹介しているのも中々結構です。
ところで、一般的には庁舎建設に関わって市民が最も気になることの一つは、お金の問題でしょう。「市庁舎は現在地に建て替えます」によると、建設費は約110億から120億円を想定し、昭和62年(1987年)から積み立てた庁舎建設基金は着工までに70億円以上になる予定で、市債は返済が可能で将来的にあまり財政負担にならないよう努めるとなっています。着工目標年度が平成14年(2002年)とまだ先な為か、かなり抽象的な資金繰り(特に市債)の情報です。今後、計画がより具体的になるに従って、より詳細にホームページで公開していってもらいたいものです。
「鈴鹿市長の資産等の公開に関する条例」に基づき市長の資産や所得などをまとめた報告書が「市長の資産」で公開されています。首長の資産や所得の公開はしたけれど、「見たい人は役所の開いている時間に来てください」のところが多いですが、鈴鹿市はホームページで公開とは良いですね。他の自治体も見習うべきでしょう。ついでに議員さん達もやれば、もっと透明性が高まると思いますが、中々無理かな。・・・・・・ん、鈴鹿市のホームページには議会に関する情報は全くありませんね。どうしてでしょう。
「4.生活」の「ベルディ生活便利帳」は、中々の情報量です。また、「市役所の機構」内の各業務の担当部署のページや、「施設案内」に対して、きちっとリンクが張られており使いやすくなっています。他にも、いくつか親切設計が見られます。
例えば、「各種相談」には鈴鹿市の相談業務だけでなく、総務庁行政監察局の「行政相談」へのリンクも張られています。ついでに、『相談』という言葉の並ぶ「三重県県庁」ホームページの「窓口業務案内」へもリンクを張ったらどうでしょう。 一段と親切になると思います。
「外国人登録」からも法務省の関係ページへのリンクが張られています。これも親切なのですが、「外国人登録」のページが日本語表示しかされていないのはちょっと・・・・・ですね。ぜひ、多国語での情報提供を行なってください。その際には、フロントページから直にリンクを張ってください。日本語の読めない人が日本語だらけのページを何度もクリックしないと到達できないような外国語表記ページでは意味がありませんので。
と誉めているのか、けなしているのか、よくわからない記述で申し訳ありません。住民への利便を考えて、関連情報がある鈴鹿市以外のホームページへも積極的にリンクを張っているのが、鈴鹿市の特徴です。リンク機能はWWWの最大の特徴であり、これをうまく生かすのは、ホームページを開設する上で当たり前のことです。しかし、こういう基本的なことを全く理解していないようなホームページづくりをしている自治体が多く見られるのが現実です。また、鈴鹿市の場合は、リンク先のホームページを提供しているものが誰であるのかを明記しているのも、情報発信の責任の所在をはっきりさせる上で評価できる点です。
「引っ越しの届け出」 には、住民票関係だけでなく「転校するときの届け」や「引っ越しと水道」、「引っ越しと下水道」も掲載されています。住民にしてみれば、これも当たり前のことですが、こういうことすら対応できていない自治体ホームページが多いですね。
いくつかの申請書類や届出書類について記入例が掲載されているのも良いですね。もっとも記入例は当然画像データなので表示に時間がかかり財布が心配という難点があります。しかし、この難点を取り除くには、通信回線の速度を上げることと、通信料金を引き下げる以外に道はないでしょう。鈴鹿市というより政府の責任ですね。ところで、記入するための申請書類や届出書類(様式)そのものは、ホームページから手に入らないのでしょうか?・・・・・・一部は、「条例、規則 (鈴鹿市例規集)」から手に入るようですが、普通の住民には、様式を探してダウンロードするなんてことは困難でしょう。
「税金」関係のページも申請に係わる情報としては良くできていますが、税の課税の仕組みについての情報が見当たらないのは、税金を納める側から見れば釈然としませんね。もちろん、その使い道についてもです。
「保育所案内」には「保育所施設一覧」があります。公立も私立もどちらも施設名・住所・電話番号・FAX番号だけですが、私立の各園は鈴鹿私立保育連盟のページ内にあるそれぞれの施設案内へリンクが張られています。 官民のやる気格差を感じてしまいます。もっとも、これは、単なるやる気の差ではなく、「第3次 鈴鹿市行政改革実施計画」の「組織・気候の見直し」に書かれている「保育所の民営化等の検討」の「今後の保育サービスのあり方を検討するとともに,官民の役割分担や経営効率の視点から保育所の民営化,民間委託を検討する」を前提とした差なのかもしれません。
ところで「介護保険」に関する情報が、この「ベルディ生活便利帳」には全く見当たりませんがどうしてでしょうか。鈴鹿市の介護保険は「鈴鹿亀山地区広域連合」の業務だからでは、納得できませんね。保健福祉部高齢障害課の「主な仕事の内容」には、介護保険事業の事務と書かれていますよ。・・・・・・ん、単に掲載内容を更新していないだけかな。「ホームヘルパー」の説明には、「派遣費用は所得税額により異なります。最高で1時間につき 940円で」と保険制度ではなく措置制度の案内のようなものが書かれています。
ゴミ処理が、多くの自治体でも問題となっています。鈴鹿市の場合は、ゴミの収集に関しての情報は「ベルディ生活便利帳」にきちっと書かれ充実しています。また、地区毎の収集日が非常にわかりやすい「ごみ収集カレンダー」も用意されています。しかし、集められたゴミがどう処理されるのか、どのぐらいのゴミが集められているのか、リサイクルはどの程度行なわれているのか、そもそも鈴鹿市にゴミ問題はあるのかなどに関して情報がありません。資源問題・地球環境問題も含めて、ゴミのことを市民総ぐるみで考えていくために、こうした情報のホームページでの提供も考えて欲しいですね。・・・・もっとも、よく探せば「鈴鹿市の環境」にある「基礎調査の概要」の「廃棄物・リサイクル」に「ごみ排出量」については掲載されています。しかし、リンクが無いと中々な到達できないですね。
「交通」の「パスポート(旅券)の申請」には、サイズの明記された大きな画像が二つ用意されています。県の仕事なのに、ここまでやろうという鈴鹿市の意欲は買えます。また、「チャイルドシート着用義務化」も面白いですね。「乳児用シートは、使用期間が短いのでレンタルが経済的です」として、民間の共同事業者(ダスキンレントオール 鈴鹿ステーション)に、母子手帳とチャイルドシート啓発チラシを持参すると、レンタル料金が割り引きになる事業を紹介しています。ここまでなら他の自治体でもやっているかもしれませんが、「ダスキンレントオールのページ」や「ダスキンレントオール鈴鹿ステーション」のページへリンクを張っているのは、たいしたものです。一般に、自治体のホームページからは、鉄道事業者などの公的な性格を持つ民間企業であっても、リンクはほとんど張られていません。お役人にとって大切なのは、住民の利便よりも、君子は危うきに近寄らずですよね。
ところで、「パスポート(旅券)の申請」や「チャイルドシート着用義務化」を「交通」に分類するのは妥当なのでしょうか。「連想ゲームのヒント」(・・・歳がばれますね)としては、ちょっと苦しいと思います。
次ぎは「施設案内」ですが、ここに紹介されているものの中には、警察署や税務署など市の施設でない公共施設もあります。また、「私立保育園」(鈴鹿私立保育連盟)や、「県の施設案内」、「鈴鹿市電子郵便局」への リンクも設けてあります。へんな縄張り意識がなくてよいですね。各施設のページには、簡単な施設案内と、電話番号・FAX番号・所在地・業務時間・休業日・入館料・交通案内などと伴に、「メールアドレス一覧」や「交通時刻表」ページ、市立以外の関連施設等へのリンクも張られています。
たいへんよくできた「施設案内」ですが、さらなる利便性の向上の観点から、問題点もしくは改善点をいくつか上げてみます。一つは、「市役所」、「市役所出張所」、「教育委員会」、「水道局」、「消防本部・消防署」の各ページと「市役所の機構」の間で双方向にリンクが張られていない点です。もう一つは、「市役所出張所」に地図が付けられていないことです。さらに、「スポーツ施設」関係のページは、具体的な施設のイメージがなく利用者の立場からすれば情報不足でしょう。
「交通時刻表」は、近鉄鈴鹿線・名古屋線、伊勢鉄道、JR、三交バス、コミュニティバスの時刻表です。ただし、近鉄については近鉄ホームページ内の、三交バスについては三交バスホームページ内の時刻表へのリンクです。また、近鉄とコミュニティバスについてはPDF形式のファイルによる情報提供です。さらに、「おお ! 凄い」と感心してしまう「交通機関リンク集」も用意されています。
ところで、この種の時刻表を自治体のホームページに載せる場合、自治体でわざわざ作成している所が多い様に思います。しかし、鈴鹿市の場合は、当該企業のホームページに時刻表があれば、それへのリンクで済ましているようです。住民から見れば、時刻表を市役所で作ってもらう必要はありません。わかりやすく正確なものが当該企業のホームページで提供されているなら、そちらの方が良いのに決まっています。鈴鹿市のこの辺の割り切り方は立派です。
「鈴鹿市の環境」は「環境について、共に学び・共に育み・共に行動するために、その指針として『鈴鹿市の環境基本計画』をつくります。環境基本計画のための基礎資料を、身近な自然を指標にして、市民のみなさんの参加によって集めます。鈴鹿の未来のために、環境調査にご協力ください」というページです。内容は、「鈴鹿市しあわせ環境条例」の条文と解説、この条例のもとになった提言、環境審議会議事録の概要、市民ワークショップ議事概要録、環境基本計画策定に向けた基礎調査の概要とアンケートの調査結果、環境問題の学習資料、環境基準と調査結果、環境クイズ、質問フォームと回答ページです。すごい情報量に圧倒されます。環境問題に取り組む真面目さが伝わってくるページです。
「環境審議会」には、2000年1月31日に開かれた「第1回 鈴鹿市環境審議会議事録概要」のみが掲載されています(2000/10/30現在)。この議事録によれば「平成12年度末までの予定で概ね2か月に1度の割合で開催していく。次回は,3月31日」開催となっています。第2回以降の議事録は、なぜ掲載されていないのでしょうか。
「市民ワークショップ」には、議事概要録として1999年12月6日の第1回から、2000年2月23日の第3回までのものしか掲載されていません。後はどうなったのでしょう。
「基礎調査の概要」の「市民環境調査」には、「本調査は、環境基本計画策定に先立つ基礎資料として、また、市民参加による環境意識の醸成を目的として行われ・・・・(引用者略)・・・・調査は、広報紙やインターネットホームページにより市民に伝えられ、調査時には、手引書を作成・配布し、調査結果を集約しています」と書かれていますが、2000年10月30日現在は、時期がずれているためか、鈴鹿市ホームページのどこにも、調査に関する詳しい情報は見当たりません。残念ですね。
「アンケート調査結果」では、回答結果が解説付きで数値表とグラフなどで紹介されています。これだけでも、もちろん充分ですが、「環境基準と調査結果」のページのようにExcel形式のファイルでダウンロードできれば、もっと面白いでしょう。贅沢の言い過ぎかな。
で、その「環境基準と調査結果」のページからは、調査結果がExcel形式のファイルでダウンロードできるようになっています。提供されているExcel形式ファイルは約40です。一部はまだ工事中ですが、とにかく提供量に驚かされます。また、環境基準も示されているのでデータを点検することも可能です。ここでの唯一の注文点は、ファイルサイズがかなり大きいものもあるようなので、サイズを明記していただきたいことだけです。
「環境についてのご意見募集」としてフォームが用意されていますが、送られた意見に対する行政側の対応が書かれていないのが残念ですね。
「ごみの減量とリサイクルを推進するため、不用品のリサイクルを仲介する」と書かれた電子掲示板「リサイクル くるくる市場」は、どの程度利用されているのでしょう。訪れた2000年10月30日には、ほんの数件しか掲載されていませんでした。
ところで、このページには「インターネットがご自宅にないかたは、インターネットの市民端末をご利用ください」として、「市民端末のご案内」へのリンクが張られています。もっとも市民端末は「リサイクル くるくる市場」だけのものではありません。休止中である「市政ニュース」の「98.4.7 CATVインターネット市民端末『ネット倶楽部』誕生」に「みんなが自由に使えるインターネットの市民端末を『ネット倶楽部』 と名付けました」との記事があります。「市民端末のご案内」のページにもほぼ同じ内容が掲載されています。ただし、「市政ニュース」では「文化会館1階の情報コーナーに3台、市政情報室(現、市政情報課 引用者注)に1台」となっていますが、「お知らせ」によれば1999年2月28日に1台増やしたようで、「市民端末のご案内」では合計5台となっています。
しかし、私がここで問題にしたいのは、台数の正確さではありません。どうして、市民端末に関する情報が休止中の「市政ニュース」か、リンクがリサイクル情報からのみの「市民端末のご案内」にしかないのかということです。もし、鈴鹿市がこの市民端末を市民の情報格差(Digital Divide 参考資料)を是正する目的で設置しているのなら、もっとホームページ上でもPRすべきでしょう。少なくとも、リサイクル情報の一部としての「市民端末のご案内」ではなく、別にきちっとページを作成し、「市役所の機構」の市政情報課や、「施設案内」の文化会館、市役所のページなどからリンクを張るべきではないでしょうか。もっとも、穿った見方をすれば、市民端末があまり利用されていないので、あらためてPRする気が失せているのかも知れません。逆にPRしなくても住民によく利用されているのなら、最初の設置以降、増やしたのが1台だけというのも解せません。
なお、筆者はインターネットにつながった公共端末は、住民への情報の提供を仕事とする図書館にこそ設置されるべきだと考えています。その際には、特別な端末ではなく市販のパソコンを利用し、要らんお世話のフィルターなどかけずに、無料で利用でき、かつ印刷も可(1枚10円ぐらいで)とし、必要なサポートもつけるべきだと考えています。
「図書館」には蔵書検索のサービスがありますが、あいにく「閉館中は、資料検索等のサービスのご利用はでき」ないそうです。開館時間は 9:00〜17:00ですから、 勤め先から帰ってきて、もしくは家事がひと段落してから、さあ、お目当ての本が図書館にあるか探そうと思っても、駄目ですね。閉館中は、「新着資料」も「お知らせ」も見ることができません。コンピュータの運用上に問題があるのかも知れませんが、改善すべきでしょうね。
「6.地図」には、「鈴鹿市が所有する2500分の1地形図を基に、都市計画・施設案内・防災・遺跡などの概要をお知らせする」という「地理情報」のページがありますが、まだ試験運用中とのことです。「地理情報システム」の解説ページも工事中です。詳しい「操作方法」のページが設けられてはいますが操作に慣れるのがたいへんです。また、スムーズに動かすためには回線速度も要求されるようです。しかし、コツをつかむとたいへん面白く遊べます。私の住んでいる自治体でも導入していただければ、うれしいのですが、開発費用は高いのでしょうね。
都市計画に関する情報も、ここに掲載されていますが、ここに辿り着くのは容易ではありません。フロントページの「6.地図」には「地理情報」としか書かれておらず、ここに都市計画の情報があることは窺い知れません。「地理情報」の一番下の「同意」ボタンをクリックして現れる目次になって、初めて「都市計画」の言葉が出てきます。何らかの改善が必要でしょう。なお、「都市計画概要」は全てPDF形式のファイルで提供されていますが、これは市役所側の利便からか、都市計画に関する印刷物の版下をPDFに変更したもののようです。しかし、閲覧者の側から見れば、全てPDFにしなければならない必然性は感じられません。表示されるまでに時間がかかり不便です。また、ファイルサイズが大きいので、1ページずつに分割されていますが、ある程度一括してダウンロード出来るようにもしていただいた方が、じっくり読みたい人にとっては便利だと思います。
阪神淡路大震災を機会に、消防本部によって作成された、「市内23行政地区毎に綿密な調査を実施し、得られた消防防災関連データを分析評価した」という「消防防災カルテ(抜粋)」も「都市計画概要」と同じ手法で公開されています。何か、手抜きの匂いが感じられますね。PDFの使い方を間違っているように思います。
「航空写真」では、市内全域の航空写真が提供され、「地図検索」と「地名検索」で見たい所が探せるようになっています。因みに鈴鹿サーキットはここです(標準)。4倍と16倍のズーム写真も見ることが出来ますが、大きさは3453×2756と巨大です。注意書きには、「4倍写真(約600K)、16倍写真(約1800k)は、非常に大きい画像サイズですのでご注意ください」とちゃんと書かれています。何ともすごいページです。でも、ちょっとやり過ぎの気もしますが、鈴鹿市民のみなさんはどう思われますか?
フロントページでは「7.遺跡」となっているページのタイトルは「鈴鹿市考古博物館on line」です。どちらかに統一したらどうでしょうか。このページで残念なのは、「鈴鹿市出土遺物」や「鈴鹿の遺跡ハイクマップ」などに載っている写真が小さく不鮮明な点です。ぜひ、クリックすると画像が拡大されるようにしていただきたいと思います。また、なお、「最新の情報はこちらへ」をクリックすると、個人が開設しているらしいホームページへ飛びますが、リンクについて説明不足のように思います。
「8.リンク」は、「近郊の主な官公庁と第3セクター、公的団体を掲載し」てあるだけで、これと言った特徴はありませんが、「ここからリンクしているページは鈴鹿市の制作ではありません」の注釈は簡単明瞭で気に入りました。「リンク先で生じたいかなる損害についても市は、その責任を・・・・・」と呪文が書かれているより良いですね。
市役所と市民との双方向性の関係では「9.メール」に「市長への手紙」、「各課へのメール」、「メールアドレス一覧」、「新庁舎への意見募集」がまとめてあります。
「市長への手紙」には「市ではよりよいまちづくりのために、市民の皆さんからの建設的なアイデアや、新しい発想の提案を募集しています。お寄せいただいたご意見・ご提案は、広報広聴課で受付後、市長がすべて拝見します。・・・・(引用者略)・・・・ご本人に直接回答する場合もありますので、必ず住所、氏名をご記入ください。公文書での回答は、すべて郵送となります」と、電子メールでの回答はしない旨明記されています。
また、「メールアドレス一覧」の「電子メールのご利用について」には「以上の課(室・所)や学校にあります。ご連絡やお問い合わせに電子メールもご利用ください。電子メールは便利ですが、改ざんや盗聴、なりすましといった危険もあります。ご理解いただいた上でご利用ください。電子メールは、現在のところ当市の公文書としては認められていません。公文書としての正式回答は、電子メールではお送りできません。・・・・(引用者略)・・・・お送りいただいた電子メールに対して、当市から電子メールで回答できる内容は、既に公表されている事項や担当者としての判断によるものです。個人情報を含む文書や内容が複雑なご質問などは、電子メールでお答えできない場合もあります」と懇切丁寧に書かれています。また、各フォームには「暗号化による送信内容の保護はしていません。ご了承の上ご利用ください」と記されています。
要するに鈴鹿市役所では電子メールは「公文書」として認められていないので、市長からの返信は当然公文書であるから郵送とならざるを得ない。しかし、市役所への連絡や問い合わせについては、条件付ではあるが、受け答えはさせてもらいます。また、送信内容が漏れる恐れがあるので覚悟して使ってくださいということでしょう。
至極まっとうな対応です。ここまで、きちっと電子メールへの対応を明記している自治体は、現在のところは、極めて珍しいと思います。
ここでの注文点は二つ。一つは、「環境についてのご意見募集」と「情報公開意見募集」が「9.メール」に、入っていないこと。もう一つは、「市長への手紙」や「新庁舎への意見募集」、「環境についてのご意見募集」などには、フォームが用意されていますが、閲覧者のブラウザによっては、うまく作動しないことも考慮して、フォームのページにメールアドレスも併記していただきたいことです。各フォームのページとも「メールアドレス一覧」へのリンクが張られていますから、自分で探せば済むことかもしれません。しかし、「フォームで送れない場合は・・・・」との注釈があれば、さらに親切だと思います。
最後に操作性の問題です。画像につけるALT属性は、かなり付けられているようですが、一部なぜつけていないのか理解に苦しむものもあります。例えば、「1.概要」の「プロフィール」や「鈴鹿の産業」などの文字の上にあり、各ページへのリンクとなっている画像です。リンクは文字には張られず画像にのみ張られています。画像は「ALT=""」となっていますから、画像を表示しないブラウザや音声読み上げブラウザは画像が無いものとして振舞うでしょう。ということは、これらのブラウザでは、リンクを辿れないことになります。同様のことは、各ページの一番下にある三つのリンクボタンにも言えます。リンクに関するもの以外にも、「鈴鹿市の環境」のタイトル画像など、抜けているとしか思えないものもあります。また、「1.概要」の「プロフィール」の人口のところのように「ALT="image"」では、付ける意味がありません。総点検が必要ではないでしょうか。
各ページの一番下にある三つのリンクボタンの内、右端の「INFO」をクリックすると、検索サービスのあるページが開きます。このページはTITLEによると「総合案内」ですが、ページの一番上には「目次」と書かれた画像があります。内容は、鈴鹿市ホームページに加えて、三重県内の自治体ホームページや、全国の自治体ホームページの情報検索のサービス、それに、「鈴鹿市のホームページの特長」や「鈴鹿市のホームページの楽しみ方」、「著作権とリンクと電子メールについて」、「ご意見・お問い合わせは」と、まさに優れた『総合案内』です。しかし、「INFO」という表記はわかりにくいのではないでしょうか。「BACK」や「HOME」は、ホームページ閲覧の業界(?)では常識の範疇だと思いますが、「INFO」は市民権を得ていないと思います。
いくつかのページで写真や地図などが効果的に提供されていますが、残念ながら全体に画像が小さいようです。画像を大きくすると表示されるのに時間がかかりすぎるためへの配慮だと思いますが、できれば、画像をクリックすると拡大されるようにしてもらえないでしょうか。現在のままでは、高齢者や視力の弱い人には、辛いと思います。
フロントページが目次になっている上、検索機能もあり必要とする情報へのアクセスは、容易だと思います。また、各ページには、三つのリンクボタン以外にも、前のページへ戻れるようにリンクが設けられており便利です。
難点としては、「第3次 鈴鹿市行政改革大綱」や、「鈴鹿市の環境」にある「アンケート調査結果」のように、次々とページを繰って読んでいく方が便利なページでも、一々もとに戻らないと次のページに進めないようになっている点です。ぜひ、「次ページへ」のボタンをつけてください。
たいへん長くなりましたが、結論的に言えば、いくつか問題点や改善すべき点もありますが、色々と新しい試みをしながら、インターネットを住民への情報公開・提供の媒体にして行くことを積極的に考えている市の姿勢が覗えるホームページでしょう。そして、そのことは、「総合案内」の「鈴鹿市のホームページの特長」に「8大項目700ページ超の大ボリューム、便利帳・時刻表などの生活情報を満載、航空写真や図書検索の最新技術にも挑戦、鈴鹿市のホームページは、市民のための市民が使って便利なページをめざします」と明確に書かれています。
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