自治体ホームページウォッチング  独断批評−大阪編
柏原市   最終アクセス 99年6月21日  最終更新 00年3月19日

掲載日順 | 地域別( 東京大阪その他 ) | 評価基準ひとこと

 最近、柏原市についての拙稿を熱心に読んでくださる方がいらっしゃることと、古い批評文のまま放置しておくと迷惑がかかりそうなことが、判明しましたので、思いきって批評文のリニューアルを行いました。

 残念ながら、行政運営における基本的情報である財政、例規、計画などの情報は全く掲載されておらず、情報公開とは程遠い回覧版型、お知らせ型、市勢概要型の一昔前の自治体ホームページの典型です。また広報紙のバックナンバーも、まとまった形での窓口案内や業務案内もありません。ただし、誰に向けたのかよくわからない英語表記のページはあります。

 まず、フロントページについてですが、使われている画像が多く重たい(全部で約70KB)上に、「柏」と「原」の漢字が動いてくる特段意味のないJava Scriptまで使われているため、訪問者の環境にもよりますが、完全に表示されるまで時間がかかります。見に来た人が、途中でいやになって、キャンセルしなければ良いのですが。また、これらの画像には、アクセスカウンターとブドウの画像を除くと、目次(画像)の部分も含めALT属性は全く書かれていません。ただし、書かれていると言っても前者は「0000」とふざけた内容!?で、後者は「柏原イメージ画像」というあまり意味のない言葉です。これでは、画像が表示されないブラウザや、文字を読み上げる音声ブラウザ(参考資料)を利用している人達には、あまりにも不親切です。左フレームが目次になっているので、それでも何とか、各ページに行けますが、右フレームしか表示されない場合は、全くのお手上げ状態でしょう。
 なお、このフロントページは、フレーム機能を利用していますが、フレームに対応していないブラウザに対しては、<NOFRAMES>タグの要素として書かれた「このページをご覧になるにはフレームの表示ができるブラウザが必要です。」の冷たいお言葉が表示されるだけです。自治体のホームページが、こんなんで良いのでしょうか?

 左フレームに目次がありますので、これに沿って中味を見ていくことにします。目次の一番は、「 Click here for English 」で、クリックすると英語表記のページが現れます。フロントページと同じブドウの写真が、こちらにも使われていますが、なぜか「柏」と「原」の漢字は動かないようです。収録項目は、「市長あいさつ(Mayor's Speech)」、「リンク集(Link)」、「河内音頭おどり全国大会(Festival and KAWACHI ONDO DANCE)」、「大和川(Yamato River)」、「歴史( History )」、「有名な場所(Famous Places)」、「施設案内(Kashiwara's Facilities)」、「玉手山公園(Tamateyama Park)」です。
 詳しく見てみると、まず「市長あいさつ(Mayor's Speech)」が変です。どこが変かと言うと、Englishでは、日本で普通使われている意味のホームページはWeb Siteと呼び、Homepageは、Web Siteの最初のページを指します。現に柏原市のホームページのフロントページに書かれた英語表記は「Kasiwara City's Website」となっています。Mayor of Kashiwara City のごあいさつの最終行の"We will continue to improve the Kashiwara's Home Page, so please visit this web site regularly."を一般的な日本語に訳すと「最初の1ページ目(the Kashiwara's Home Page)を更新しつづけますので、このホームページ(this web site )に定期的に訪れてください」という意味になります。重箱の隅を穿り過ぎかな。
 また「河内音頭おどり全国大会(Festival and KAWACHI ONDO DANCE)」や「大和川(Yamato River)」のページで、「All Nippon Kawachi Ondo Dance Competition」や「Yamato River Story」のビデオテープ、「Yamato River Story」の小冊子の宣伝をしていますが、英語版はあるのでしょうか。日本語版のみであるなら、そのことをきちっと表記しないと、アメリカ政府から「不当表示」だと訴えられるかもしれませんよ。
 「施設案内(Kashiwara's Facilities)」からは、より詳しいページにリンクが張られていますが、表示されるページは何故か日本語ですね(日本語の「施設案内」に単にリンクを張っただけ?!)。これでは、英語表記の「施設案内(Kashiwara's Facilities)」を作った意味が無いですね。
 「玉手山公園(Tamateyama Park)」は日本語のページのような案内は無く、「昆虫・貝・化石展(Exhibition of Tamateyama City Park Insects,shells and Fossils)」の紹介だけですが、これらのページも変わっています。日本語フォントの無いコンピュータやOSを使って見た場合、必ず文字化けするように、ALT属性をわざわざ日本語で「葉」や「トップ アイコン」としたり、BACKの文字を全角文字で書いたり、さらに「Exhibition of Tamateyama City Park Insects,shells and Fossils」のフォントにWindows日本語版にしかない「MS 明朝」を指定したり(TamateyamaとCity、CityとParkの間の全角スペースも文字化けしますヨ)と、私の理解を超えています。
 それから、一部の英語ページのタイトルに日本語が使われているのも変ですね。タイトルは検索サイトで、検索結果一覧の見出しとして使われます。日本語を使っていたのでは、例えばアメリカの検索サイトで「Kashiwara City」を検索語に検索し、うまく「Kasiwara City's Website」の英語表記ページが見つかってもタイトルは文字化けで読めません。
 内容から見た限り、柏原市の英語表記ページは、柏原市内に住んでいる日本語はわからないが英語なら読むことができる人達に向けたものではないようです。どちらかと言うと、Ksiwara City のことは知らないが、なぜか Ksiwara City のことを知りたがっている世界のどこかに存在するであろう不思議な人たち(それも何故か、日本語の処理できるコンピュータやOS、ブラウザを使っている日本オタクの人たち)に向けた情報提供のようです。柏原市は、英語なら読むことができる地元に暮らす住民よりも、世界に何人いるのか不明な不思議な人たちに向けた情報提供に熱心なようです。
 冗談はさておき、柏原市のホームページ担当者のみなさん、英語表記のページを作りたいのなら、一度、枚方市の「英語表記のページ」をご覧ください。参考になると思います。

 引き続き、左フレームの目次に沿って中味を見ていきます。「新着情報」を見れば、ホームページのどこを更新したかわかるようになっています。何度も訪れる人にとって、なくてはならない情報です。あれ、フロントページは「最終更新日 2000 2月28日」、「新着情報」は「3月15日 2月末人口・世帯数追加」と、ずれていますよ。

 「ごあいさつ」の中味は「市長のごあいさつ」ですが、以前あった音声による「ごあいさつ」はありません。肝心の文章の方は読んでいて、なぜか新年のあいさつを聞いているような気がします(「新着情報」によれば1月1日更新)。少なくともホームページを見に来た人に向けたあいさつとは思えません。あいさつもTPOを考えましょう。

 「概要と統計」は、極々簡単な概要と、人口中心の統計情報です。年齢・男女別人口グラフに書き込まれたコメントが面白い。戦争が人口構成に与える影響ってすごいですね。この「概要と統計」から、「市章」や「市の木」「市の花」とともに、柏原市のイメージキャラクター「グレーピーちゃん」というのも見られるようになっています。

 「機構と施設」には、柏原市機構図が掲載されていますが、掲載の意図がわかりません。一般市民は、これを見て何を理解すれば良いのでしょうか。最低限、各課・係名の横に分掌事務を書くべきでしょう。次に、もう一つの「施設」のページの方ですが、詳しい説明のあるところと、「堅下合同会館」の様に電話番号と住所しか書いていないところがあります。どうしてでしょう? また、各施設の案内に使われている写真が大きいので、見るのに時間がかかりすぎるようです。たいていの場合、見に来る人は写真ではなく、書かれている文字を見にくる思いますので、工夫が必要でしょう。また画像を使うにしても、施設の写真より、所在地図の方が役に立つでしょう。その点、玉手山公園の案内は、良くできていると思います。特に「玉手山公園『ふれあいパーク』ガイド」は、遊びに行こうと思っている人たちにはたいへん役に立つでしょう。園内地図の画像ファイルが巨大(約140Kb)なので、完全に表示されるまで時間がかかりますが、ページの性格上こういう場合は許されると思います。なお「昆虫・貝・化石展」の各ページに使われているいくつかの画像ファイル名には日本語が使われており、そのためうまく表示できない場合があるようです。ファイル名は必ず半角のアルファベットと数字を使って付けましょう。
 ところで、この「施設」のページの「柏原市の施設」の文字には下線が引かれています。しかし、どこへもリンクは張られていません。このページでは、<BODY bgcolor="#56ba21" text="#ffffff" link="#ffffff" vlink="#ffff00">と、一般の文章(text)とリンク部分の文字(link)との色を同じ白色(#ffffff)にし、わざと区別がつかないようにしいます。こうした設定をすると一般のブラウザでは、リンクがあるのか無いのか区別できるのは、下線の有無だけになります。従って、<U>タグを使って、リンクを張っていない文字にわざわざ下線を引くような(こんなふうに)紛らわしいことをされると、訪問者は混乱してしまいます。

 「みどころ」は観光案内です。以前、このページに対する批評として

「河内音頭とブドウの産地」として売り出すつもりなら、どんな品種がいつ頃取れるのか、ブドウはどうやって育てるのか、ブドウ酒などの生産は行っているのか、ブドウ狩りはどこでできるのか(地図付きで)、おいしいブドウの食べ方など、もっとブドウのことをブドウの地元らしく詳しく紹介すべきでしょう(河内音頭の方はそれなりにあるようですから)。「ブドウセンターや市役所産業課に電話で問い合わせを」では、ホームページをせっかく開いた意味がありません。

と勝手なことを書いておりましたが、今では、大幅に改善されています。
 ブドウ狩りについては「案内図」付きで紹介されています。これなら行って見よう思う人も多いでしょう。また、「ブドウ豆知識」には、柏原で栽培されているおもなブドウと、「柏原ぶどうの由来」が書かれています。特に「柏原ぶどうの由来」からは、280年前(宝永3年)には既に栽培されていたことや、昭和3〜10年には大阪府は全国で第1位のぶどう産地に発展していたこと、第2次世界大戦中、電波兵器に必要な酒石酸製造のため栽培されたことなど、私の知らないことを色々と教えていただきました。なお、ブドウと酒石酸、電波兵器については「山形県朝日町商工会」のホームページの「朝日町ワイン」にやや詳しい説明があります。
 「史跡高井田横穴公園」の案内には「マップ」が付けられています。また、単行本やビデオなどの「広報刊行物」の案内もありますが、この種のものをホームページで紹介しているのは、珍しいと思います。

 「ニュースとお知らせ」は、クリックすると「お知らせと募集」と「ニュースとトピックス」と書かれたページが表示されます。何もかも一緒くたの表題です。 以前、私は、「トピックス」という名称のページに対する批評文の中で、

 「トピックス」という名称をつけて情報を提供しているホームページは、柏原市以外にもたくさんありますが、トピックスという言葉をどういう意味で使っているのか今一つわかりません。英語のtopicは、話題という意味ですが、掲載されている事項は、今、「まちで話題になっていること」なのか、それとも行政として、これから「まちの話題にしたいこと」なのか、よくわかりませんね。柏原市の場合、掲載されている事項は6項目ですが、・・・・行事案内、・・・・施設案内、・・・・行政施策の紹介と、市役所が住民に伝えたいと思った雑多な情報を集めただけのようです。

と確かに書きましたが・・・・・。名称の問題ではないと思うのですが。
 中味で特に面白いのは「柏原音頭誕生」です。楽譜と踊り方の紹介だけでなく、音頭のさわりの部分をWAVE形式ファイルで聞くことができるようになっています。流石、河内音頭の郷ですね。
 フロントページの左フレームでも右フレームでも「リビエールホール情報」をクリックすると文化会館のコンサートスケジュールが現れます。6月までの公演スケジュールが掲載されていますが、料金結構高いですね。ところで、よくわからないのが、ページ左上の「チケット取扱所」と「オンラインチケットカウンター」の 文字色です。アクセス前はピンク色(#ff0080)で読めるのですが、アクセスすると背景色の明るい緑(#80ff80)とよく似た、暗い緑(#009999)に変わり読みづらくなります。これからこれです。各公演名の下の「ここをクリック」も同様に読みづらいですね。なぜ、こんな色を選んだのでしょうか。一度見た情報は、もう見るなということでしょうか。
 で、中味はと言うと「チケット取扱所」の方は、表題にあたかもリンクが張ってあるかのように錯覚させることを意図した変わったデザインは別として、営業時間や電話番号だけでなく、わかりやすい地図も掲載してあり親切でいいですね。
 ところで、「施設」のページの「リビエールホール」をクリックすると、同ホールの施設案内らしきものが表示されます。このページの上の方にあるコンサートスケジュールの画像か「催事情報はこちら」をクリックすると先程のコンサートスケジュールのページが表示され、真中よりやや下のわかりにくい所にある「施設案内」をクリックすると「市民文化会館リビエールホール施設概要」のページが現れます。この「市民文化会館リビエールホール施設概要」からは、「リビエールホール使用料」のページへリンクが張られています。
 しかし、フロントページの「リビエールホール情報」をクリックすると現れるコンサートスケジュールのページからは、施設案内らしきものにも「市民文化会館リビエールホール施設概要」にも「リビエールホール使用料」にも行くことができません。と書いてよく見たら・・・・・・何と!! コンサートスケジュールのページの表題の画像をクリックすると施設案内らしきものの画面が現れました。まるでパズルです。こんなわかりにくいホームページを作って何が面白いのでしょうか。

 「暮らしの情報」は、市役所が市民に伝えたいと思った情報を並べただけのようです。先の「ニュースお知らせ」のページと、どう違うのか位置付けが良くわかりません。今後、住民の視線から情報を分類し掲載する研究が必要でしょう。
 内容では、まず「介護保険認定申請スタート」は99年10月1日より前の情報のままですね。厚生省が制度の詳細を中々出さなかったので、新しい情報を載せていくのはたいへんだったと思います。しかし、今、住民が最も知りたい情報の一つでしょうから、できるだけ早く柏原市の実情に沿った情報へと更新していただきたいものです。「柏原市の防災」には避難地や避難所が詳しく掲載されていますが、どういう訳か地図がありません。柏原市のホームページには、不必要とも思える大きな画像が、あっちにもこっちにも掲載されていますが、肝心な所にはありません。避難地・避難所の地図ぐらい載せてください。災害が起きてから市民が「わざわざパソコンのスイッチを入れ、インターネットに接続し、柏原市のホームページの『柏原市の防災』から避難場所の地図を見て、それから避難する」てなことことは、まず無いでしょう。しかし、新しく引越してきて避難場所を知りたい場合とか、災害時に他市からボランティアに来る場合とか、避難している親戚を訪ねていく場合とかに、ホームページを見る可能性はあるでしょう。こういう場合は地図がなければ役に立ちませんね。また、地震災害、風水害、土砂災害、火災についてそれぞれ解説がありますが、一般論だけで、柏原市独自の問題(例えば大和川や石川の洪水危険性や、土砂崩れの危険箇所など・・・・確か地すべりの「亀の瀬」も柏原市でしたよね)について何も書かれていないのは手抜きのような気がします。柏原羽曳野藤井寺消防本部により99年9月14日から全国で初めてスタートした「医療照会テレホンガイドシステム」は面白そうです。「市内循環バス」は、時刻表が乗っているのは良いのですが、利用者の立場に立てば、やはりバス停の地図が必要でしょう。クーリング・オフのことが詳しく書かれた「消費生活」、町丁別収集日の書かれた「ゴミの収集」も、役に立ちそうです。

 「河内音頭」は、面白くもない Java applet を実行するのに時間を費やされるページデザインになっています。内容は「河内音頭おどり全国大会」の紹介に、「河内音頭とは? そのルーツは? 」、「河内音頭の踊り方 図解」、さらに、巨大ファイル(きちっとサイズが表示されているのは、結構なこと)の「河内音頭ムービー(約3MB)」「河内音頭歌(約1MB)」と盛りだくさんです。その上、「ダウンロードにかなり時間を要します。お暇なときにどうぞ」と親切な注意書きの付いた「マウスで踊る河内音頭」というけったいなものまであります。このページが、「河内音頭とブドウの産地」柏原市のホームページ最大の売り物なのでしょう。確かに、それも悪くはないと思います(郷土の文化を守り育てると言う意味で)が、できればもう少し他の所にも力を入れて欲しいですね。お願いします。

 「大和川物語」も、面白くもない Java applet を実行するのに時間を費やされるページデザインになっています。こちらはさらに悪質で、ページの表題に使われており、 Java applet をうまく実行できないブラウザで訪れた場合は、何のページかすらわかりません。内容は大和川の付け替え工事の紹介です。ここにもファイルサイズの大きい写真が多数使われており、見るのに時間とお金がかかります。また「大和川物語」という歌の歌詞も載っていますが説明が全くありません。ひょっとするとこれも河内音頭の歌詞の一つかなぁ?

 「リンク集」は、ごく普通のリンク集です。

 以上、内容面については、一定改善も見られますが、住民自治、情報公開の面から見れば、お寒い限りです。今後、抜本的な改善が必要でしょう。

 住民と行政の双方向性については、行政側のメールアドレスが「ホームページについてのお問い合わせ」先として、電話番号とともにフロントページに掲示してありますが、他には特にありません。

 最後に、操作性についての問題です。第一に、フロントページをはじめ多くの部分でフレーム機能が使われていますが、最初に書いたようにフレームに対応していないブラウザを無視している点は問題です。早急に改善が必要でしょう。
 第二に、ホームページの全体像は、フロントページの左右のフレーム内に目次がありますので比較的把握しやすいようです。ただし、右フレームの目次画像にALT属性が書かれていないのは論外でしょう。
 第三に、どのページも画像が多く、重たくなっています。画像にしなくても文字のままでも情報が伝えられる部分、例えばページの見出しなどは、文字にすべきでしょう。
 第四に、ホームページ全体を通して画像のほとんど全てに、ALT属性が付けられていません。ここまで徹底していると別の意味でたいしたものです。付けたくない理由でもあるのでしょうか。柏原市、若しくは柏原市の委託業者はホームページの作成に「IBM HomePage Builder」を使用されているようですが、同ソフトでは、ALT属性は簡単に付けることができるようになっていると思います。だいたい(株)IBMは「バリアフリーの扉」というページを設け、「画像がハイパーリンクになっている場合は、必ずコメント(ALT属性)を記述してください。」とか、「ハイパーリンクではない画像(で、)・・・その画像に意味がある場合、簡単にかつ分かりやすくコメント(ALT属性)を記述してください。」と啓蒙しているぐらいですから。
 第五に、表示されずエラーになる画像がたくさんあります。ほとんどは、ファイル名の大文字と小文字を間違っているのが原因のようです。ファイル名の大文字と小文字を区別しないいい加減なWindowsマシンでは問題無く表示できても、UNIXなどで動いているWebサーバーでは、大文字と小文字を間違うと、うまく動きません。気をつけてください。なお、ファイル名に日本語を付けるのも×です。
 第六に、タイトルの書かれていないページ(<TITLE>と</TITLE>の間が空白)があります。タイトルは音声ブラウザのためだけでなく、検索サイトでも重要な役割を果たしますので、内容がわかるように考えて付けてください。日本語のページには日本語の、英語のページには英語の。なお、「IBM HomePage Builder」を販売している(株)IBMは「各ページの先頭には必ずタイトルを入力してください。」とも啓蒙しています。
 第七に、「リビエールホール」のところでも指摘しましたが、作成者がデザインの一部として、あっちこっちのページでリンク部分の文字の色を変えているようですが、そのため、どこにリンクが設けられているのかわからなかったり、一度訪れると文字色が背景と判別しづらくなったりと、たいへん操作がしにくくなっています。特に色覚に障害を持つ方にとってはたいへんだと思います。リンク部分の文字色は再考すべきでしょう。また、リンクを設けていないのに、見出しなどに下線を引くのも止めていただきたいと思います。混乱のもとです。
 とにかく、様々な人たちが様々なブラウザで訪れることを想定してホームページを作ってください。自治体のホームページはできるだけ多くの人が見ることができるように、バリアフリーで、アクセシブルなものにすべきだと思いますのでよろしくお願いします。

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