自治体情報政策研究所自治体職員 花子と太郎のエル・ジー・ワンって何よ
 その2

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太郎 エル・ジー・ワンで文書をやり取りするのはわかったけど、その電子ファイルって、役所のどこに届くの。送るときはどこに持って行くの
花子 なかなか、いい質問だね。きみ〜。うちの市では、エル・ジー・ワンは情報政策課のコンピュータ室につなげるらしいんだけど、一々そこまで行ってられないよね。
 考え方としてはね、エル・ジー・ワンに届いた電子ファイルは庁内のネットワーク、 LAN っていうやつだけど、あれを通って職員の机の上のパソコンに届くようになるの。送る場合も、パソコンで作った文書、電子ファイルだけどね、 LAN 経由でエル・ジー・ワンに送られるわけ。
太  えっ、ボクの机の上にはパソコンなんてないよ。課長の机の上には埃かぶったノートパソコン置いてあるけど
花  ほんと、使っているの最近全然見ないね(笑)
太  会計処理なんかに使っているパソコンなら、うちの課にも一台あったね。あれ庁内 LAN につながっているよね。あれで電子ファイルを受け取ってプリンターで印刷すればいいんだよね。
花  まあ、とりあえずはそうかも知れないけど。文書の原本性ってわかるよね。
太  むずかしいけど、簡単に言えば、公印が押してあるのが原本で、コピーしたものは複本ってことだね。
花  そうね。エル・ジー・ワンで送られる電子ファイルには公印の役目を果たす電子証明書っていうのが付くの。だから原本は電子ファイル。印刷したものは複本ね。複本に対して文書の収受や決裁するのはおかしいよね。あくまでも電子ファイルの方を公文書の原本として扱わなければならないの。もちろん保存するのも電子ファイルの方。
太  そうか、印刷したらだめか。となると、文書の収受はボクの仕事だから、まずボクがあのパソコンの前に座って文書を収受する。次に係長がパソコンの前に座って決裁する。その次に課長補佐が代わって座る。次に課長が……って、そんなことしてたらパソコンの前に列ができるよ〜
花  じゃ、整理券でも配るか

 本稿は、大阪自治体労働組合総連合(大阪自治労連)からの依頼により、同連合傘下組合機関紙用に作成した版下用原稿です。
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