自治体ホームページウォッチング  独断批評−東京編
清瀬市  当初掲載 1999年10月7日   戻る

 市長は「市長メッセージ」で、「市職員等による庁内プロジェクトチームにより手作りで制作しました」と、述べられていますが、本当に手作りだなと感じるところがたくさんあります。インターネット界では「禁じ手の半角カタカナ」が使われていたり、とんでもないタグを吐き出す某MS社のFrontPage98を無批判に、そのまま使っているためタグの使い方やスタイルシートの使い方が、めちゃくちゃだったり。また、フレームを使っていますが、フレームに対応していないブラウザで訪問すると"This page uses frames, but your browser doesn't support them."と冷たく表示されるだけだったり。おまけに、とんでもなく巨大なファイルがあったりと変です。なお「Netescape4.0で確認しています」とのことですが、Netscape Communicator 4.51 では、きちっと表示されないところもあります。
 さて、肝心の中身は、市政概要に、行事・業務・窓口・公共施設案内といったごく一般的な自治体ホームページの域に留まっており、住民自治につながるようなものは見当たりません。
 で、評価できるのは、一つは、「ホームページの内容一覧」でホームページ全体を見渡せるようになっている点です。ただ、惜しむらくは、このページへはフロントページからしか行くことができないことです。各ページ(フレームの左ページ)から行けるように改善すれば、フレームに対応していないブラウザへの情報提供へも道が開けると思います。
 また、「清瀬駅北口に延びる『けやき通り』の両側に、日本や外国の著名な作家の具象・抽象彫刻24基が並ぶ野外彫刻ギャラリー」である「キヨセ ケヤキ ロードギャラリー」のページも良いですね。このページで下調べをして、散策に歩くのも洒落ていますね。私のように殺風景な街に住むものにとって羨ましい限りです。
 避難場所を記した「防災マップ」もアイデアが良いですね。各避難場所毎に、もう一段階詳しい地図があればベストでしょう(ボランティアによる救援なども想定すると)。
 住民と行政との双方向性については、電子メールだけでなく市長への手紙やFAX、議会への請願・陳情も含めた説明がある「提案しよう!要望しよう!」のページが設けられており、たいへん評価できます。電子メールについても、住所・氏名・電話番号・ファックス番号の明記の条件はあるにしろ回答を前提としており、「ご返答は控えさせて頂いております」の自治体が多い中で評価できます。ただ、残念な点もあります。一つは、市役所のメールアドレスが明記されていない点です。フロントページの「E-mail:清瀬市企画部秘書広報課」の文字をクリックするとメーラーが起動してメールを送れるからそれでよいのでは、と思うかもしれませんが、全てのブラウザがそうなるとは限りません。また動作確認しているというIE4.0やNetescape4.0でも、メーラーの設定を正しくしておかなければ、うまく行きません。できるだけ誰でもが発信できるように、敷居を低くすべきではないでしょうか。もう一つは、フロントページから「提案しよう!要望しよう!」のページへ直に行けず、電子メールの取り扱いが直ぐにわからない点です。「E-mail:清瀬市企画部秘書広報課」の文字をクリックすると、「提案しよう!要望しよう!」のページが開き、そこからメールを送るようにしたほうがわかりやすいのではと思います。
 変だなと思ったのは、一つは、「更新履歴」。トピックス更新、修正の文字が目に付きますが、トピックスのどこを更新したのか、修正したのか書いてなければ、リピーターにとって何の役にも立たないと思うのですが。いかがでしょう。
 また、「清瀬市自転車等の放置防止に関する条例」など三つの条例を解説している「こんなルールが」も変です。こんな少ない情報では、ルール(条例)の解説になっていません。最低、ルール(条例)の全文をホームページで公開すべきでは。

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