99年6月25日の Watching に基づき一部コメントを訂正しました。
1998年5月1日に開設された首長あいさつのない、自治体としてはめずらしいホームページです。ついでにアクセスカウンターも、最終更新日の表示も、新着情報も、更新履歴も、リンク集もありません。ただしその他は、町政要覧と行事・イベント案内としての広報、簡単な業務案内という典型的な自治体ホームページです。
自治体の運営における基本的情報である財政、計画、例規の情報は次に述べる統計・資料のところに財政についてごく簡単にあるだけで、他は全くありません。住民への情報公開とは程遠い性格のホームページです。
「町勢要覧」は、まさに要覧そのもの。こういうのは誰が見るのでしょうか。統計・資料が、唯一、多少の価値ありです。しかし、どういう役に立つのかわからない「豊能町内における登録自動車数」の詳しいデータに比べて、財政データの簡単さは、ひど過ぎます。また20年のあゆみは、昔から豊能町に住んでいる住民には懐かしいものだと思いますが、もっと昔のめずらしい写真(小さなサイズで、とりあえず表示し、視力の落ちた人にも見やすいようにワンクリックで拡大できるようにした上で)を入れれば懐かしさも倍増するのにと残念です。ところで、フロントページから、直接行ける「豊能町の歴史」のページもありますが、これをクリックすると.....、あれ、これも、町勢要覧の一部?。
「広報のページ」には、バックナンバーはなく、あるのは6月号のみ。中身はほとんど行事日程(ただし、やたら詳しい)。このページの「ダイオキシン対策本部からのお知らせ」の記事が、たいへん読みづらい。淡色の背景に、緑色の文字(#66C455)なのは、なぜ。環境問題=緑色という発想の貧困、それとも本当は読ませたくないとか。
ところで、豊能町と言えば、豊能郡美化センターのダイオキシン汚染問題で、所沢市とともに、全国的に注目を浴びています。しかし、ダイオキシンに関する情報は、現在、この「広報のページ」掲載されているのみという、たいへん残念な状況です。ダイオキシン問題は、豊能町だけの問題ではなく、全国民、いや全人類の問題です。全国から、情報を求めてアクセスされることを想定して、フロントページから、ワンクリックで行けるダイオキシン情報専門のページをつくるべきでしょう。豊能町も町民も全国に情報発信できる独自の放送局も新聞社も持っていません。そんな中で、町や町民の考え、取り組みを「売らんかな主義」のマスコミの影響を受けずに、全国、時には全世界に伝えることができるインターネットをもっと活用すべきではないでしょうか。
観光Mapがありますが、町として観光を全面に出すなら、他所からやって来た人が、ホームページの情報だけで、本当にハイキングができるようにつくるべきではないでしょうか。例えば、コース全体の距離だけではなく、地点間の距離や、標準コースタイム、また詳しい地図がダウンロードできるようにするとか。地元の人しか知らない情報を、季節に合わせて加えるのもおもしろいのではないでしょうか。ところで、この画面、袋小路になっています。こうした袋小路のページは他にもいくつかあるようです。改善の必要ありでしょう。
「豊能町議会のページ」は、町議会、本会議、委員会、請願・陳情などの説明と議会議員名簿(議席順)と内容は、ごく簡単ですが、現在の自治体議会のホームページのレベルでは、これでも良い方でしょう。また「最新議会情報」のページには、5月14日開会、同日閉会の平成11年第3回豊能町議会臨時会についての情報を掲載しています。以前の議会情報を削除し、直近の議会情報のみを掲載するというやり方でなく、毎回毎回、情報を蓄積していくというような考えは町当局にはないのでしょうか(広報のページも同じく)。
「おしらせ」の「平成11年度保健センター年間日程表」、「ごみの分別収集のおしらせと日程表」は詳しく書かれており、住民の暮らしに役立ちそうです。
「豊能町立ユーベルホールのページ 」は、町立のホールの施設・行事等(「年間自主公演計画表」を見ると「ドヴォルザーク室内オーケストラ演奏会」より「吉本新喜劇とよの公演」の方が入場料が高いことがわかります。世の中そんなもんかなぁ (^_^;) )の案内ページです。以前、このページは豊能町のホームページ本体と同じサーバー(URLの頭が http://www.town.toyono.osaka.jp/ )にあったようですが、現在は別の池田市の第三セクター「池田マルチメディア株式会社」のサーバー(URLの頭が http://www.wombat.or.jp/ )にファイルを置いているようです。おや、でもよく見るとサーバが変わっても中身もデザインもほとんど変わっていませんね。ひょっとすると豊能町のホームページ本体も「池田マルチメディア株式会社」のサーバーにあるのかなぁ? 「池田マルチメディア株式会社」は、池田だけでなく近所の自治体にまで進出しているようですね。たいしたもんだ (^○^)